この幼児期だからこそ
- 当園は「幼児は未熟ではありますが、激しく求め最も発達し、無限の可能性を秘めており、この幼児期に人間の人格の基礎がほぼ完成する。」という「脳の発達原理」にもとづいて、「幼児期が子ども達の成長にいかに大切か」という教育理念にたった「総合幼児教育」を保護者の皆様のご理解、ご協力をいただきながら実践しています。
- 豊かな感覚(運動感覚や文字感等)を育み、健全な心身の発達を促進することが当園の願いです。
子ども達の欲求を満たしながら感覚を養い、一生の基盤となる「ちから」を育む
- 近年幼児教育の重要性が再認識されています。幼児教育に関して特に注目されているのが、子ども達の意欲や協調性、自制心や創造性、コミュニケーション力といった非認知能力といわれるものです。そのような能力は幼児期に著しく発達し、大人になってからの社会において大きく左右するといわれています。また、この能力は、一人で身につけられる学力とは異なり、集団での行動の中での挑戦や協力、困難や失敗などの経験を通じて養われるものです。また何よりも子ども達自身が「なぜ?」「やってみたい」「楽しい」と活動に興味関心をもって取り組むことが大切です。そんな子ども達の意欲を引き出す教育を「総合幼児教育」として全園児に実践しています。
- 総合幼児教育では、「動き」「ことば」と「リズム」活動に取り組んでいます。「もっと動きたい」「もっと話したい」という、子ども達がもつ人間の生まれながらの欲求を満たせる環境をつくります。「ことば」の活動では、人格を育む言語感覚、「リズム」の活動では、感性や思いやりを育むリズム感覚。「動き」の活動では、やる気とがまんを育む身体感覚。当園の教育は、無限の可能性を秘めた子ども達が、意欲を満たしながら、経験と実感を重ねる事で感覚を養い、一生の基盤となる「ちから」が育まれていくよう目指しています。
喜びと笑顔の中から自然に育まれるちから
活動に意欲や興味・関心、喜びが芽生える環境を
- 子ども達にとって心地よいリズムやテンポを基調にしながら活動を進めます。
- 多様な活動を通じて「なんでも知りたい」「やってみたい」という子ども達の欲求をかなえながら、様々な感覚を育み、成長をうながします。
- 先生や保護者の方々の励ましやサポートをもらいながら、大好きなお友達に囲まれていく中で、喜びが芽生え、毎日繰り返されることで、活動に慣れ親しみ、自信や意欲も芽生え、子ども達は元気に楽しく活動に参加します。
- 成長に望ましい活動と子ども達の秘める生命のエネルギーによってすくすくと成長していきます。
生命のエネルギーに満ち溢れた子ども達だからこそ
- 保護者の方、先生やお友達に囲まれて、励ましももらいながら喜びや楽しみ、自信や意欲が増していくことで、目を輝かせながら五感や全身をしっかり使って、のびのびと活動していきます。
- 意欲・欲求を満たしながら、心や基礎感覚、体力(=頑張るちから、生きるちから)がすくすくと育まれていきます。
- 活動が毎日繰り返されることで、からだでおぼえ、自信もついていくことで、次のステップへのチャレンジ精神も芽生えていきます。
体験は成長の母
- 子ども達にとって、体験は、成長の母です。毎日先生やお友達みんなで園生活を楽しみながら、多様な活動を体験と実感を重ね、行事においても力を合わせて乗り切るたびに、子ども達はひとまわりずつ大きく成長します。
- 自由遊びの時間では、お友達と広い園庭で走り回ったり、遊具で遊んだりと子ども達の笑顔で一杯です。
- 体育ローテーションでは、おともだちとみんなで力を合わせて活動したり自主的にお片付けをします。
活動を通じて築かれていく
先生と子ども達の信頼関係
活動を通して、励ましや声掛け、サポートをしながら先生達と子ども達の信頼関係は、日々築かれていきます。先生達は、子ども達の成長する姿や笑顔にちからや感動をもらっています。
子ども達の未来を
また、未熟である子ども達をしっかりサポートしながらも、子ども達自らが「ごあいさつしたり、着替えをしたり、靴をはいたり、準備をしたり」といった生活習慣や社会人としてのルールやマナーが自然に育まれていく様な環境をフォローづくりに取り組んでいます。